2019年12月20日
キッチンのお掃除についてです。 (オーナー様向け )
最近はオール電化の家が増えてきました。
電気もガスも、それぞれメリットデメリットがありますが、お手入れすることによって長持ちする、ということに変わりはありません。
IHクッキングヒーターは、危険が少なく、お手入れも簡単です。 汚れてもすぐにサッとひと拭き。 フラットなのでお掃除も苦になりません。
でも、ただ拭くだけでは焦げ付きや黒ずみがたまっていきます。
専用のクリーナーもありますが、重曹でも大丈夫。 コンロにばさっとかけて、少しのお湯を足してペースト状にしたら、しばらく放置。 そして、サランラップをくしゃくしゃに丸めてこすります。
サランラップだと傷がつかず汚れが落とせますよ。
仕上げにふきんで拭き取れば、とても綺麗な仕上がり。 また、お手入れ簡単なトップ部分に較べて、グリル部分はどうしても掃除がおろそかになりがちです。 長く使うためには、グリル部分も定期的にお掃除するようにしましょう。
IHだと、換気扇の汚れは少ないかわりに、コンロまわり全体に油汚れがつきます。 お料理好きな人は、IHよりもガスがいい、とあえてガスコンロにこだわるようです。 「中華鍋が振れないのはイヤ!」というお客様もいました(笑) ガスコンロも、昔に比べて様変わりしてきました。 ガスコンロも、ガラストップタイプが増えつつあります。 汁受けのないフラットなものは、IH並みにお手入れ簡単。 コンロが温かいうちにすぐにお湯で拭き取れば、頑固な汚れにはなりません。 汚れがこびりついてしまうと大変ですから、すぐ掃除!を心掛けましょう。 取りはずせるパーツは全て取り外して、洗剤とお湯を入れたたらいにつけおきます。 (この時、たらいの中にセットした大きめのビニール袋の中で作業をすると、たらいが汚れないので楽です。) アクリルタワシと水だけでも、こするだけで汚れはきれいになります。 五徳はクレンザーで磨くといいですよ。
そうそう、キッチンの換気扇は、月に一度はお掃除してくださいね。 まずは電源を切って、止まったのを確認してからお掃除です。 こちらも外せるパーツは全て取り外し、お湯と洗剤でつけおき洗いするのが効果的です。 モーター部分には水気は厳禁。
故障の原因になりますから。 本体は、洗剤を浸したキッチンペーパーを貼り付け、その後ふきんで拭き取りましょう。 最後のから拭きを忘れずに! どちらにせよ、こまめに掃除することが長くきれいに使うコツですね。 最近は不織布カバーなどで、見た目の汚れはかなり抑えられているように感じられますが、カバーがあっても汚れは奥まで届いています。 安心してお手入れを怠っていると、換気の役割が機能しなくなることもありますよ。 キッチンは毎日立つ場所ですから、日頃の心がけが、すぐに形となって目に見えてくると思います。 そうそう、油汚れは日が立つと落とすのも大変ですから、料理や後片付けのついでにささっと拭くように習慣づけておくといいですよ。 ここでおまけ情報を。 1年前に新築した知人がいるんですが、ある日営業マンが来て 「換気扇の寿命を延ばすために」 と、換気扇内に取り付けるグッズを売りつけました。 2,000円程度だったので、試しに1つ買ったそうですが、後で調べると、なくてもいいグッズだったそうで・・・ 「やられた〜」 と言っていました(苦笑)。 新築すると、営業マンの訪問回数が激増します。
特に最近は、太陽光発電の営業マンは多いですよね。 それについては後々お話しますが、よくわからない訪問営業は、きっぱり断ってくださいね。 話を戻します(笑)。 次はシンクまわりについてです。
新しいシンクの使い心地はどうですか? 新しいピカピカのシンク。 できるだけ長く、このきれいな状態を保ちたいですよね。 水周りがきれいだと、毎日のお料理も楽しくなります。 掃除もさることながら、コツは水気をふきとること! コンロと同様、「その日の汚れはその日のうちに」です。 せっかくの新しいシンクに傷をつけないよう、掃除には柔らかいスポンジがおすすめです。 メラミンスポンジも頑固な汚れにはいいですが、毎回使う必要はありません。 こすり過ぎて傷がついてしまうこともありますからね。 大抵の掃除用品は、100円均一のお店で手に入ります。 そうそう、硬いスポンジやタワシなどは使わないようにしてください。 傷がついたらそこに汚れが溜まってしまいますよ。 いずれは傷もつくでしょうが、気をつけている
だけでもずいぶん違うものです。 食器を洗ったあとに必ず水垢掃除をするくせをつけておくといいですよ。
ではまた
2019年12月7日
住宅メンテナンスに関する書類の保管方法とは オーナー様へ
住宅の間取り図、打ち合わせに使った書類などは、入居後もちゃんと取っておきましょう。
トラブルがあった時に、詳細が分かる書類があればスムーズです。
それに、後々リフォームをする時にも役立ちます。
新居に入ると、とにかくたくさんの書類が手渡されます。
家電製品の取り扱い説明書・保証書なども、うんざりするほどどっさり貰います。
面倒ではありますが、最初のうちに、すぐ必要なもの、そうでないもの、大切なもの、と分類して整理しておきましょう。
食洗機やシンクなどの説明書には、洗剤やメンテナンス用品の試供品も入っていたりします。
エアコンや浄水器、自動製氷機のフィルターなどは、交換時期の目安をチェックしておきましょう。
また、住宅の定期点検の際にも、記録や資料が残ります。
浄化槽を設置している場合、数カ月おきに点検に来ますよね。
その結果を記した書類も大切です。
これらは、大事に保管しておいてくださいね。
次回の点検や、再度補修工事を行う時に役立ちます。
分かりやすいよう、住宅メンテナンスに関する書類は、一括して全て保管しておきましょう。
また、これらの書類は適切な維持管理がなされている証拠でもあります。
もし将来、売却することになった時、性能や管理状況を証明できます。

さて、今日は、なぜ住宅には適切なお手入れが大切か、という話をしますね。
快適な暮らしに、お手入れは欠かせません。
適切なお手入れは、住宅の備品や各種設備などを長持ちさせてくれるんです。
また、お掃除やお手入れを通して、不具合や痛みを早期に発見することができます。
どこか傷んでいるとしても、初期段階と、ひどくなってからとでは大きく違います。
かかる金額も、その後の快適具合も。
ですから、そういう意味でも掃除やお手入れは大事なんですね。
こちらとしても、「もっと早く言ってくれていれば」と残念に思うことも多いのです。
業者の点検に任せきりにせず、自分でも定期的に点検しましょう。
気になる箇所が見つかったら、まずご連絡ください。
専門業者やリフォーム業者に相談した場合、家の構造等を一から調査することになり、費用が増える場合もあります。
また、構造を無視してとりあえずの処理をされることも。
構造の要になる、大事な柱に穴を開けられて、耐震性能が落ちた事例もあります。
金額を売りにするような営業に、決して惑わされないでくださいね。
それから、普段の掃除と別に、年に一度の大掃除は必ずやりましょう。
大掃除は、建物の主要な部分に不具合が生じていないかを確認するチャンスです。
家族で協力しての大掃除は、絆も深めてくれますし、一石二鳥です。
新築した際に、家電や家具なども新しく揃えましたよね?
これらも、けっして安くない買い物ですし、できるだけ長く働いてもらいたいもの。
故障や不良品は仕方ありませんが、適切にお手入れすることで長く快適に使うことができます。
入居時に渡された、たくさんの取り扱い説明書は、機器操作に慣れるまでは、すぐに取り出せるようにしましょう。
簡単なメンテナンス方法や、チェックポイントなども説明書には記載されています。
フィルターの型番など、今後も必要となってくる情報はすべて分かります。
実際、浄水器のフィルターが別売りなのを知らずに、ずっとフィルター無しで使い続けていた人もいます。
ですがそれも、説明書に目を通していれば防げたことです。
季節外のエアコンは、ちゃんと掃除した後にカバーをかけて、埃が積もらないようにしておきましょう。
洗濯機もまめに乾燥させておけば、カビの発生が防げますよ。
住宅ローンもあるし、まだ使えるものを捨てるのもはばかられるし・・・と、今まで使っていた洗濯機や冷蔵庫をそのままお使いになる方もいるでしょう。
物を大切に使うことは素敵なことです。
古いものもメンテナンスをしっかりしてあげて、長くきれいに使ってあげて下さいね。
2019年11月27日
家を長持ちさせる方法です。 オーナー様向け
日本の住宅寿命は30年以下と言われています。
対して、欧米諸国は70年〜140年程度。
ヨーロッパの美しい街並みを見たことがありますか?
なぜ美しく感じるかというと、統一感のある調和された街並みが続いているから。
日本でも、京都や奈良に見られる昔ながらの街並みの景色は美しいですよね。
年数が経つほど価値があがる欧米では、住宅は貯金箱となるのです。
しかし日本は、家を買うと「住宅貧乏」。
貧しくなってしまうのです。
この差は、耐久性とメンテナンスの違いです。
あなたの新しい住まいは、ぜひメンテナンスで長持ちさせましょう。
最近は長期優良住宅が増えていますが、的確なメンテナンスをしないと、寿命は短くなります。
地域や暮らし方によっても、傷み具合は変わってくるので、こまめにチェックすることが大切です。
今、日本にある住宅の13%は空き家だと言われています。
これからも増えると予想されているんですよ。
ということは、中古住宅を買う人は、より厳しく選別するようになります。
いずれあなたの家を売買する予定なら、行きとどいたメンテナンスをすることで、資産価値を維持できます。
ところで、新しい家に入った時は「このきれいさをいつまでもキープするんだ!」とお掃除やメンテナンスにも気合が入ることでしょう。
これからは、その家で長く快適に皆が暮らしていけるように、家の手入れやメンテナンスについて考えることが大切になってきます。

適切なお手入れは、不具合や痛みなどの問題点の早期発見につながります。
でも、ただ漠然と「お手入れ」といっても何をどうすればいいか分かりませんね。
普段どおりの掃除だけじゃダメなの?と思われるかもしれません。
コツは、ポイントをおさえておくこと!
問題点を先取りして見つけられるよう、いくつかのポイントをお伝えします。
といっても、そんなに大変なことではありませんよ。
新しい住まいの生活を楽しみながら、定期的にチェックできます。
そのためには、家族の協力は不可欠です。
皆が楽しく暮らせる家を少しでも長持ちさせるよう、皆でいたわってあげましょう。
新しい住まいではきちんと掃除するぞ!と最初は意気込んでいても、日が経つにつれ・・・となりがちです。
そんなことにならないように、押さえどころを理解して普段から効率よく掃除し、楽しい我が家を長く快適に住めるよう、守りましょう。
新しい家で生活していて、何か困ったことはありませんか?
少しの不便も、積み重なるとだんだん不満となってしまいます。
もし気になることがあったら、ささいなことでも相談に乗ります。
さて、住まいを長持ちさせるメンテナンス、まず大切なことは定期的な点検です。
新築の場合は、定期的に点検に来るサービスもありますが、だから安心、と任せっきりにしてしまってはダメですよ。
そのお家はもう、あなたとあなたの家族のもの。
オーナーさんがしっかり守らなければいけないのです。
もちろん、万全にフォローしますので、どうぞご安心を。
住み始めてから気が付くことってたくさんあります。
どれだけ打合せをしっかりしても、入居前に点検しておいても、実際住んでみないと分からないことは多いのです。
ですから、小さなことでも気付いた時にはすぐにメモをしておきましょう。
業者が次回点検に来た時に、「ここが気になるんだけど・・・」と相談しましょう。
場合によってはすぐに直すことは可能です。